【在留申請】在留申請手続きのオンライン化、特定技能も追加
特定技能ビザ
出入国在留管理庁は、在留資格「特定技能」の申請手続きに関して、2020年3月24日より、インターネットを通じてのオンライン申請を可能にすると発表しました。
これにより、窓口に出向かず自宅やオフィスからの手続きが可能となる他、利用料金不要、24時間利用可能など、利用者の負担が軽減されます。
目次
対象となる手続き
- 在留資格認定証明書交付申請(New!)
- 在留資格変更許可申請(New!)
- 在留期間更新許可申請
- 在留資格取得許可申請(New!)
- 就労資格証明書交付申請(New!)
- 再入国許可申請
- 資格外活動許可申請
対象となる外国人の在留資格
- 在留資格「特定技能」(New!)
- 入管法別表第1の在留資格(外交、短期滞在は除く)
利用対象者
外国人(又は法定代理人等)から依頼を受けた以下の方々
- 所属機関の職員の方
- 弁護士、行政書士の方
- 公益法人の職員の方
- 登録支援機関の職員の方
オンライン手続きの流れ
- 申請人(外国人)から利用者に依頼
- 利用者がオンラインで地方出入国在留管理官署に必要書類を提出
- 地方出入国在留管理官署での審査後、利用者に結果連絡
- 利用者から申請人に結果連絡
※オンラインで手続きするには事前に利用申出が必要です。これは、利用申出時にIDやパスワードを個別に付与することで「なりすまし」を防ぐための対応です。利用申出は、全国の地方出入国在留管理官署で受付が可能です。
オンライン化の背景
今回の在留申請手続きのオンライン化には、外国人材の受け入れを広げる目的があります
今まで、在留申請手続きにおける工程は煩雑な上、時間がかかるために、在留資格の取得者が限定されていました。
特定技能においては、政府がかかげていた受け入れ目標の最大4万7千人の受け入れが進まず、2020年1月末時点での取得者は2,162人にとどまっています。
今回のオンライン化により、外国人材の受け入れが大幅に広がることが見込まれます。
■参考資料